5月13日(日)
今日は5月の第2日曜日、母の日です。金曜日、大学での授業の前の絵本の紹介はゾロトウの『わたしが母さんだったら』、そして小林多喜二のお母さんの物語、三浦綾子の『母』をとりあげました。
母の日が近いのでこの2冊を選んだ訳ですが、「この授業で初めて今度の日曜が母の日と気づきました。」いつも書いてもらう本の感想にそんなことを書いてきた学生がかなりいました。あら、みんなもっと母の日に敏感になってよ。まぁ世の中でこの日に一番敏感なのは花屋さんなのかもしれませんけれど。
私は去年の夏母を亡くし今年は母不在。母の体調は良くなかったものの、去年がまさか最後の母の日になるとは夢にも思っていませんでした。その最後の母の日をどんなふうに過ごしたのかもあまり覚えていません。花、特に薔薇が好きだった母にカーネーションではなく薔薇の花束をプレゼントしたのではないかという程度の記憶です。
話は戻って『わたしが母さんだったら』についての学生のみんなの感想、なかなかおもしろかったです。20歳前後の年齢の感じ方、とらえ方は子どもとも私たち母親年代とも違っている、それは当たり前なのかもしれませんが、若い人たちの感性はステキです。この本の紹介は改めてHPでいつか。
母がいない母の日はヤッパリちょっと淋しいですけれど、自分自身も母であることを思い出して明るい一日にしようと思います。
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