5月9日(水)

ゆうべモーリス・センダック氏逝去のニュースが流れました。

 『かいじゅうたちのいるところ』をはじめとする多くの作品で日ごろからお馴染みの絵本作家の訃報です。

 ついこの間開催した「センダック展」が何だか追悼展になってしまったような気がして、実際には遠い存在であるはずのセンダックの死はとても身近に感じる悲報となりました。

 でもセンダックは亡くなってしまっても彼の作品の数々はこれからも多くの人たちに愛され、残っていく、という事を考えるとすばらしいなと思いますし、芸術の持つチカラを改めて感じます。

  センダックの冥福を祈りながらまた絵本を開くことにしましょう。天国で満月を仰ぎながら「かいじゅうおどり」を楽しんでいるセンダックの姿が浮かんでくるような気がします。

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