12月18日(土)

 新宿に出ると本屋さんを覗くのが習慣になっています。

 昨日は朝日カルチャーで小野明さんの絵本講座があり、その前に

 紀伊國屋書店へ。予め電話で頼んでおいた本を1階で受け取り、

 2階の文庫・新書コーナー、カレンダーコーナーを回り、お目当ての

 本を購入しました。紀伊國屋書店本店、小田急線からは少し距離があ

るのですが、学生時代から特に児童書はここの8階で買っているので、

どうしても慣れているここに足が向きます。紀伊國屋書店のいい

ところは、この本、とメモを渡すとどの定員さんもすぐに探して出して

来てくれること、あれだけの本の中から私が求めるものをパッと

差し出してくれる度にさすがにプロ、と感心します。児童書売り場では

新しい本には「新しく入りました」というカードが見本用の絵本につけられ

ていて、新刊本がわかりやすくなっていること、包装紙が安野光雅さんの

デザインのものがあること、等々挙げられますが、長年通っていると

どこに何があるかが頭に入っているので店内でウロウロしなくていい、

ということが大きいのかもしれません。これはスーパーマーケットや

デパート、ホテルにも言えることですが、慣れないところだと

目的スポットへ行くだけで疲れる・・・頻繁に行くところはやはり

よくわかっている、というのが余計な神経を使わずに安心です。

 

  昨日は1階でプレゼント用の包装を頼んだら、若い男性定員にあたり

慣れていないのか、包装作業に時間がかかり、しかもなんだかぎこちない

仕上がりの包装、ひと言いいたくなったのですが、みんなこうやって

上手になっていくんだし、その定員さん、きっと年齢的に自分の娘た

ちに近いのだろうし、と親のような気持にもなって温かく見守ることに

しました。1階でプレゼント包装を頼む人も多くないのでしょう。そこへ

いくと8階の児童書売り場のスタッフは包装作業もスピーディで上手なのは

確かです。

 何冊か購入しましたが、一点だけ在庫切れのものがあったので

朝日カルチャーへ行く途中、ブックファーストに寄りました。いつも

横を通り過ぎるだけで、本を買いに中へ入るのは初めて。店内紀伊國屋

とはだいぶ様子が違います。本のギャラリーという感じのレイアウトで

お洒落な雰囲気です。探していた本もすぐに見つかりました。ここも

慣れれば私にとってのいい空間になるのでしょう。でも何となく

落ち着けないかな。お洒落すぎて若い方たちどうぞ、そんな印象

を持ちました。これは完全に54歳おばさん感覚?

ともあれ本屋さんを覗くのは楽しい時間です。

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