2月15日(火)

  夕べはあっという間に雪がつもり、電車は遅れ気味、車の

運転もかなり慎重になりました。雪が降るといつも降っている時のことよりも

翌朝のことが気になります。道路が凍結すれば、車の運転ができなくなります

し、その上電車やバスが遅れれば・・と朝から交通情報に

耳を傾け、予定の時間通り到着する手立てを考えなければなりません。

特に今日は娘の受験日、駅まで車で送っていかれなかったり、

電車が遅れたりしたら大変。それに私も平塚まで車で行かれない

となるととっても不便。朝起きると一番に玄関のドアを開け外の様子を

確かめました。夕べの降りから想像していた積もり方よりは大分望ましいぞ、

これなら送り迎えも平塚行きも大丈夫そう、とホッしながら朝ごはんや

お弁当の用意を始めました。洗濯物も今日はバッチリ乾きそう、ヤレヤレ。

我が家の辺りは雪がかなり残っていて、お隣の会社では出勤早々朝一番の仕

事が玄関先の雪かきのようでした。スコップで雪をかく音が長い間聞こえ

ていました。

  さて、雪はまだまだ道路の淵に積もっているものの、運転には全く

支障もなくいつもの道を平塚に向かって進んでゆきます。途中から姿を

見せる大山や富士山もふだんよりもお化粧が濃く冬の装いです。

平塚に近づくにつれ夕べの雪は姿を消し、市内に入ると雪なんか降りません

でしたよ、というようにどんな日陰にも雪は見当たりません。こんな近隣でも

地域によって温度差があるのだと実感します。私の前の車はてっぺんに昨日の

雪をそのまま乗せて走っていたのですけれど、雪がまったくない街中を行く

その姿はまるで田舎からやってきたようで可笑しくなります。途中で

溶けてきた雪がバサッと道路に落ちていく様子も楽しくて、ちっちゃなかわいい

雪崩だなぁ、と富士山も遠くから笑ってみているような気がしました。

  雪が溶けるといえば『ゆきだるまのさがしもの』(ゲルダ・マリー・

シャイドル作 セーラー出版)を思い出します。白い雪の世界しか知らない

雪だるまが色とりどりの花に憧れ花を探しに・・・。そしてやっと見つけた

時に雪だるまは・・・。小学校の読み聞かせの時間に取り上げ、子どもたちにも

大人気のおはなしのひとつ。一番心に残ったおはなしのトップにあがった、みん

なが大好きな作品です。また本の紹介で改めて。

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