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本のしょうかい

おてんきのあじの表紙画像

『おてんきのあじ』
ソハ・リム 作  石津ちひろ 訳

BL出版

 

オシャレな縦長の形の本の表紙にはウサギのきょうだい、ミロとソナタと大きな鍋。さてどんなお話が始まるのでしょう。

ミロはもうじき誕生日を迎えます。引っ越してきて間もないミロとソナタにはまだ仲良しの友だちがいません。そこで二人は友だちを招いて誕生日パーティーを開くことを思いつきました。

二人はパーティーのテーマ考えます。そのテーマとは招待する人にお気に入りの天気から思いつくお料理を持ってきてもらうというものでした。

もちろんミロとソナタもお料理を作ります。秋の始まりを告げるそよ風とシナモンを練りこんだ生地で焼くパンケーキ、曇り空を混ぜ込んだスープには花とハーブの香りも加えます。それからあさもやのエキスを忍び込ませたケーキ、と準備が進みます。

招待されたみんなの様子はというと、夕立ちのあとの水色の空の味を出そうと奮闘するアカリスくん、雨の日に拾った葉っぱを思い出したハイイロリスさんはその葉っぱのお茶を用意します。雪の日にお母さんが作ってくれたアーモンドの香りがするクッキーを作るブタさん、晴れ渡った日に作ったサンドイッチの味を思い出しながら野菜やバラを摘むのはこぐまくん・・・。

そうしてみんなそれぞれ思い思いの料理を抱えてやって来ました。テーブルにその料理が勢ぞろいしてお誕生日パーティ―が始まりーました!たくさんのお友だちと食卓を囲んで楽しく味わうことは最高のお祝いです。

お腹いっぱい食べ終わるとみんなして・・・。

ソハ・リムさんの描く優しいタッチのイラストからは動物たちの気持ちが伝わり、楽しいおしゃべりの声が聞こえてくるようです。

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