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トンネルをほるの表紙画像

『トンネルをほる』
ライアン・アン・ハンター 文   エドワード・ミラー 絵
青山南 訳

ほるぷ出版

 

普段は見慣れた景色の中で何も気に留めず当たり前のように通り抜けているトンネルも、旅先の列車や車の移動中に出会うと何だか特別なものに感じます。トンネルの向こうにどんな景色が広がっているのだろうとワクワクしてきます。

ところで私たちのトンネルを掘るという発想はどこから生まれたのでしょう。

まず、トンネルを掘るのは人間だけではなく、もぐら、プレーリードック、アリなど、生きて行くためにトンネルを掘っている生き物がいること、人間はアリからヒントを得てトンネルを掘ったのかもしれないこと、人間が最初にトンネルを掘ったのは水のためだったこと、英仏海峡トンネルのこと、モンブラン自動車トンネルのこと、大昔と今のトンネルの掘り方のちがい、掘り方にもいろいろあること、などトンネルについていろいろな角度からハンターさんが分かりやすく楽しく伝えてくれています。

子どものころ、すなやまを作ってトンネルを掘って遊んだものですが、この絵本の最初には「トンネルをほるのはすごく危険です。くずれてしまうことがあります。じぶんでトンネルをつくろうとしたりしてはいけません。」と赤字で記されています。トンネルを掘るのなら、すなやまにとどめておきましょうね。

以前紹介したハンターさんとミラーさんコンビによる『はしをつくる』もおススメです。

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