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おかあさんごめんなさいの表紙画像

『おかあさん ごめんなさい』
みやにしたつや 作

金の星社

おかあさんとぼく、いつも笑顔でいたいけど、そんなときばかりじゃない。

ぼくのいたずらやわがまま、失敗でおかあさんは「とほほほほ」とか「ありゃー」とか「がっかり」とか、「へなへな」という顔になる。

毎日ぼくがどんなことをしでかすかというと・・・。おかあさんがいっしょうけんめい作ってくれたごはんを「これ、おいしくない」という。

おかあさんがきれいにお掃除してくれたそばから、泥だらけの足で走り回る。おかあさんのお気に入りのバッグに絵を描いちゃう(可愛くしてあげるつもりだったの)。

荷物がたくさんだからひとつ持ってと頼まれたのに疲れたぼくは「おんぶ」とおねだりする・・・。

だから今日はぼくのひとつひとつの反省をことばにしてみた。こころをこめて「ごめんなさい」とおかあさんに言ってみた。

でもね、おかあさんもきみの寝顔を見ながら、やっぱり「ごめんね」とささやいているよ。反省しているよ。

おはなしをちゃんと聞いてあげられなかった、ほめてあげなかった、大きな声でおこってしまった、と。そして、きみのこと、だいすき、たからもの、と思っているんだよ。

お互いになかなか声に出して言えない「ごめんなさい」。

これは描かれた「ごめんなさい」から温かさや優しさが溢れてくる、みやにしたつやさんによる「おかあさん」シリーズの第三冊目です。

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