こんな本 あんな本

本のしょうかい

あんなにあんなにの表紙画像

『あんなに あんなに』
ヨシタケシンスケ 作

ポプラ社

この絵本は子どものふだんの様子を「あんなに○○だったのに」→「もうこんな」という言葉の繰り返しでとらえていきます。

例えば、「あんなにほしがっていたのに」「もうこんな」、「あんなにきれいにしたのに」「もうこんな」、「あんなにわらっていたのに」「もうこんな」・・・という風に進みます。

大人は、子どもたちの様子に飽きっぽいんだな、勝手だな、と感じながらも、その様子に可愛いなと思い、キュンとしたり成長を感じたり。

「あんなに」とは目前にないものの分量を示す言葉、過去を振り返る時によく使います。いっぽう「こんな」は目の前のことを表します。

昔のことと今を、そしてついさっきのことと目の前の今のことを「あんなに」と「こんな」というシンプルな言葉で比較し、絵の力でなるほどと思わせるヨシタケシンスケさんの最新作はとにかく楽しい一冊です。

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