本のしょうかい
『とりあえずごめんなさい』
五味太郎 作
絵本館
大したことではない場合でも「ごめんなさい」ととりあえず伝えることで相手も自分も気持ちが楽になるよね、と納得しながら笑いながら読み進むこと間違いなしの絵本です。
五味さんの設定したユーモアあふれるいろいろな「とりあえずごめんなさい」のシーン。
「あるある、こういうこと」とか「ないでしょ、こんなの。」と思わずニヤリ。
最後のことばのないページが特に可笑しい!!
さて、今日一日を振り返って、またこの一週間を振り返って、「ごめんなさい」とだれかに謝った場面、とりあえず「ごめんなさい」と誰かに言ったこと、,あなたは何回くらいありましたか。
ところで“とりあえず”という言葉を調べてみると「取るべきものも取らずに」ということから ①なにはさておき ②さしあたって という意味があります。
この絵本の場合は①より②のちょっとゆるい感じがぴったりですね。