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すいかのプールの表紙画像

『すいかのプール』
アンニョン・タル 作  斎藤真理子 訳

岩波書店

あっつあつのお日さまのもと、すいかもすっかり熟して、いよいよすいかのプールのプールびらき。

待ってました!こどもたちはすいかプールへ一目散で走っていきます。

すいかのプール?さてさてすいかのプールでどんなプールなのでしょう。

二つに割れたすいかの真っ赤なまあるいプールに子どもたちよりも先にやってきたのはおじいさん。黒い種をひとつはずしてできた穴の中に身体をすぽっと入れて「うーむ、いいきもち」、肩までつかってまるでお風呂みたい。

そこへ子どもたちがやって来て、さっく さっく さっくさっくとすいかに足をつっこみます。

しばらく歩き回ったら今度は赤い実をすくってぶつけっこです。雪合戦ならぬすいか合戦がにぎやかに始まりました。

そうしているうちに足もとがぴちゃぴちゃしてきてすいかジュースのできあがり。

お日さまは容赦なく照りつけてくるので、みんなはくもパラソルとあまぐもシャワーで暑さをしのぎます。

それから今度はすいかの白い皮で二つのすいかプールをつなぎすべり台を作ります。おじいさんお手製のすべり台のすべり心地は最高!!こんなふうにまたひと遊びしているうちにいつの間にか夕暮れ時になりました・・・。

ページを開いているだけですいかの冷たいさっくさっく感、しゃきしゃき感が伝わってきて涼しくなります。今年の猛暑には特におすすめの一冊。わたしもすいかプールに入りたーいときっと思います。

韓国のアンニョン・タルさんの初めての絵本作品です。アンニョン・タルとは韓国語で「こんにちは、おつきさま」という意味だそうです。

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