こんな本 あんな本

本のしょうかい

またまたねえどれがいいの表紙画像

『またまた ねえ、どれがいい?』
ジョン・バーニンガム 作  まつかわまゆみ 訳

評論社

さぁ、みんなで本を開いて質問に答えてみましょう。

お手伝いするなら、ミツバチのハチミツづくり?それともウサギのあなほり?動物と遊ぶなら、カンガルーとジャンプするのとサルとブランコするの、どっちがいいかな。ペリカンと空を飛ぶのと海でサカナと泳ぐのではどっち?

クマと朝ごはん、ライオンと昼ごはん、アヒルと晩ごはん、どうする?。

こんな質問もあるよ。ラクダのげろ、ゾウのおなら、ウシのうんち、どれを選ぶ?

エッ!選ばなくちゃダメなの? 簡単にはお返事できない、困っちゃう、という声が聞こえてきそう。なかなか難問ぞろいです。

こっちを選んだらどんなことになるかなとか、どうしてこっちがいいのかとか、これだったらこんな楽しいことになりそう、いや、大変なことになりそう、と想像しながら読んでいくと、あっという間に時間がたってしまうこと間違いなし。だから、たっぷり時間があるときにゆっくりページを開いてほしいな。

大人のみなさんも子どもたちと一緒に自分ならどれがいいかな、と楽しく悩んでください。

『ねえ どれがいい?』から35年ぶりにバーニンガムさんがまたまた私たちに愉快な問いを投げかけてくれています。

矢印バックナンバー

▲このページのトップへ