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本のしょうかい

せかいかえるかいぎの表紙画像

『せかいかえるかいぎ』
近藤薫美子 作

ポプラ社

今年も雨の季節が近づき、カエルたちの間で「せかいかえるかいぎ」があるらしい、といううわさが流れてきました。

「かいぎってなんだ?」「せかいかえるかいぎって何するの?」「かいぎってかい?それはうまそう」「かいぎっておもしろい?」「かいぎ、夢のあるひびき・・」とカエルたちは会議の正体もよくわからないままおもしろそうだから行ってみよう、とりあえず行ってみよう、いろんな仲間に会えるかなと盛り上がります。そしていざ会議へ。

緑色のカエルも青いカエルもいぼいぼガエルもゾロゾロ、ピョンピョンみんなで会場へ向かいます。

いよいよ開会宣言が行われ会議が始まりました。「せかいかえるかいぎ」とは世界のカエルの会議なのか、世界を変える会議なのか、世界が変わる会議なのか、いえいえカエルの世界に変える会議なのか・・・。会場いっぱいに集まったカエルたちはケロケロゲロゲロ、ケケケケゲゲゲ、ゲーコゲーコ、ゲロゲロケロロと大さわぎです。

そうしてカエルが鳴けば雨が降る・・・今度はみんな嬉しくて踊り始めました。それからちょうどカエルの卵が孵る(かえる)時間になってもうお祭り状態です。

今日は会議だよね、会議ってなんだっけ?とはじめにもどったのですが・・・。

結局何の会議だったの?そうか、みんなが一堂に会することが大切だったんだよね、と読み手もきっと納得して本を閉じることになるはず。

とにかくたくさんのカエルが登場します。その一匹一匹の表情がまず愉快で、集まったカエルたちの元気で賑やかな様子がこれまた楽しい作品です。

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