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本のしょうかい

このねこうちのねこの表紙画像

『このねこ、うちのねこ!』
ヴァージニア・カール 作・絵  こだまともこ 訳

徳間書店

ある日小さい白いねこが自分だけの家がほしいと旅に出ました。やってきたところは7けんのきれいな家が並ぶ小さな小さな村でした。

子ねこはお腹が空いて1けんめのお家のドアの前でニヤーとなきました。すると女の人が出てきてミルクをごちそうしてくれました。今日からうちのねこ、と女の人は子ねこにメリンダという名前を付けました。

おとなりのおうちはどんなところ?子ねこはまたドアの前でニャー。男の子が出てきて魚を一切れ持って来てくれました。飼ってもいいとお母さんの許可を得て、男の子は子ねこをミランダと名付けます。子ねこの名前はメリンダ・ミランダ?

次は3けんめ、ドアの前でニャーとメリンダ・ミランダがなくと今度は男の人がちょっぴりステーキを持って今日からうちのねこ、ベリンダという名前にしようと言いました。

こうして村の全部のお家でそれぞれ名前をもらい、それぞれのお家のねこということになった子ねこ、7つの名前をつなげてみると、メリンダ・ミランダ・ベリンダ・カサンドラ・アビーラ・プリシラ・ジェーン。まあ、なんとステキな名前、そしてなんと長い名前!

子ねこはみんなから愛されのんびり平和に幸せに暮らしていました。すると、ある日村にお役人がやってきました。

国中でネズミが増えすぎたのでどの家もねこを飼わなければならないという法律ができた、と1けん1けん調べに来たのです。

さあ、大変。ねこは1ぴき、お家は7けん、一体どうなるのでしょうか。

シンプルでかわいいイラストと繰り返されるお話にユーモアがあふれ、思わずにっこりするヴァージニア・カールさんの作品です。

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