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本のしょうかい

うえきやさんがやってきたの表紙画像

『うえきやさんがやってきた』
片平直樹 文  みずうちさとみ 絵

福音館書店

植木屋さんの親方が見習いをつれてやってきました。小柄だけれど体格はよくて貫録十分、豪快に笑うのが親方、ひょろりと背が高いお兄さんが見習いです。

先ずは親方の指示でお兄さんがトラックから道具を下します。

さて作業開始、高い木も低い木もチョッキン、チョッキン、チョキチョキとリズムよく切られていきます。

グォーン、グォーンと生け垣は機械を使ってきれいに刈り込まれ、仕上げは小さなハサミでパチンパッチン。

お昼になりました。それぞれ持ってきた大きなお弁当をムシャムシャと食べ、ひと休みです。

午後からは親方が松の木の手入れにとりかかります。「十年、二十年後の枝ぶりを考えてハサミを入れるのだ。」と親方はお兄さんにお手本を見せます。

最後はお掃除。ブオブオブオ、と機械で引っかかった枝を払落し、シャッシャッと竹ぼうきで地面を掃いて葉っぱを集めトラックへ詰め込めば本日のお仕事終了です。お疲れさまでした。

植木屋さんの出すいろいろな音を聞きながら庭がきれいになっていく様子は気持ちがいいものです。そろそろうちにも植木屋さんきてもらおうかな、と木の様子を見に庭へ出たくなってくる一冊。みずうちさんの刺繍絵がとても楽しい福音館書店「こどものとも・年少版」シリーズの最新号(2017年9月号)です。

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