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本のしょうかい

はろるどとむらさきのくれよんの表紙画像

『はろるどと むらさきの くれよん』
クロケット・ジョンソン 作  岸田衿子 訳

文化出版局

ある晩、はろるどは月夜のお散歩がしたくなりました。ところがお月さまが出ていません。

そこではろるどは、まず、むらさきのくれよんでお月さまの絵を描きました。お散歩するには道もいる、と今度は真っすぐな道を描いてみました。

手にむらさきのクレヨンを一本持って、はろるどのお散歩の始まりです。一体どこへ行くのかな。

それははろるどの気持ち次第です。むらさきのクレヨンがあれば近道も、リンゴの木もドラゴンも自由自在に描いて自分でお散歩コースを作れるのですから。

それにはろるどは頭がいいのです。何があっても大丈夫。海におぼれそうになったらボートを、山から落ちそうになったら気球を、と次から次へと自分に必要なものをクレヨンで魔法のように描き出し、お散歩は続きます。

そうしてそろそろおうちが恋しくなり眠くなったはろるどは・・・。

はろるどの子どもらしい想像力に思わず拍手。こんなクレヨンが欲しいなと思いながら、大人もはろるどのステキなお散歩にちょっとうっとりしてしまいます。

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