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くいしんぼうシマウマの表紙画像

『くいしんぼうシマウマ』
ムウェ二エ・ハディシ 文  アドリエンヌ・ケナウェイ 絵
草山万兎 訳

西村書店

ずーっとおおむかし、サバンナで暮らす動物たちの身体の色はみーんな同じでした。

ライオンも、ヒョウも、キリンも、ゾウも、カバも、サイも、ヘビも、トリたちも、だれもかれも、何だかつまらないうすぼけた色をしていました。そう、シマウマだって。

ところが、あるあらしの日、アフリカのジャングルの真ん中で大きな音がして、巨大な穴が出現、動物たちの装いは一変することになるのです。

びっくりした動物たちがおそるおそるその穴をのぞいてみると、そこには、ぴっかぴか、つやつやの毛皮がいっぱい!いろいろな形や大きさの角やしっぽも勢ぞろい。それにたくさんの針や糸も用意されています。

これは大変、みんなに知らせなくちゃ。うわさを聞いた動物たちが集まってきました。そしてそれぞれ思い思いの毛皮や角、しっぽを選んで糸と針を使い自分の身体に合わせていきました。

さて、くいしんぼうのシマウマくん。この騒ぎは知っていましたが、草を食べることに夢中です。お腹をいっぱいにしてから行けばいいや、とのんびり草を食べ続け、太っちょになった身体で噂の穴へ行ってみると・・・。

どうしてシマウマの身体は黒と白のストライプ模様になったのかな?

色鮮やかに描かれたケニアの昔話、訳者の草山万兎さんとは動物学者、河合雅雄さんのことです。

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