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わたしのゆたんぽの表紙画像

『わたしのゆたんぽ』
きむらさとし 作

偕成社

冬お布団の中にゆたんぽが入っていると、ぬくぬくと心まであたたかくなってくる気がします。

このお話に出てくるわたしもゆたんぽが大好き。ところがゆたんぽはというとどうやらわたしのことがあまり好きではないようです。毎晩わたしの冷たい足から逃げようとするのです。

ある晩のこと、なんとゆたんぽが窓ガラスを破って夜空へと逃げ出しました。わたしの足もだまってはいません。ゆたんぽを追いかけてぐんぐんのびるわたしの足。それでもどんどん逃げるゆたんぽ。

ゆたんぽとわたしの足の追いかけっこが始まりました。遠い国を越えジャングルを通り過ぎ、南極をも通過してゆたんぽは宇宙のかなたの小さな惑星へにげこみました。

この星でもあたたかいゆたんぽは人気ものになりさらわれてしまいます。見失ったゆたんぽをわたしが見つけた時、あらら、ゆたんぽは冷たくなって・・・。

きむらさんの描くゆたんぽのゆかいな大冒険、でもゆたんぽはやっぱりお布団の中が一番居心地がいい、と気付いてくれたかな?ゆたんぽさん、今夜もよろしくね。

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