こんな本 あんな本

本のしょうかい

みんなのあかいほんの表紙画像

『みんなのあかいほん』
コチミ、ディディエ・レヴィ 文  コチミ 絵

アートデイズ

ぼくは家に向かって歩いています、赤い本を読みながら。すると「ぼくにもよんで!」と森の方からトリが飛んできました。もちろん読んであげました。「ああ、おもしろかった!ありがとう!」とトリは喜んでパタパタと帰っていきました。

こんどはすばしっこいサルがやってきました。サルが早口で本を読んでと頼むので、またかと思ったけれどぼくは読んであげました。面白かったとサルも喜びます。

それからゆっくりやってきたのはゾウさん。「ぼくにもよんで」とゆっくりした口調でたのんできました。またまた読んであげます。ゾウはにっこりわらって帰って行きました。

つぎに登場したキリンくんは、ゆらゆら首をふって歌うように本を読んでと頼んできました。だからぼくも歌うように読んであげてキリンくんもうれしそう。

こうしてようやく家に着くと、おるす番していたネコさんが青い本を読んでいました。こんどはぼくが読んでほしい。めんどくさそうにしていたけれどネコさんはちゃんと読んでくれました。するとそこへさっきのみんなが一緒にやって来てネコさんに青い本を読んでとたのみます。ところがネコさんは・・・。

読んであげる、読んでもらう、自分で読む、みんなで読む、本の読み方にはいろいろあってどの読み方も楽しいのだな、とわかります。本を読む喜びが伝わってくるステキな作品です。

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