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本のしょうかい

さわさわもみじの表紙画像

『さわさわもみじ』
ひがしなおこ 作  きうちたつろう絵

  

くもん出版

さわん、さわん、さわさわさわさわ、と風がふいて赤や黄色のもみじのはっぱがくるくるおどりながら、ふんわりとおちてきました。地面にはふわふわもみじのじゅうたんが広がります。

そこへぽとんことん、ぽとんことんとおっこってきたのはどんぐりのなかまたち。

ひゅるるるるるる、とつめたい風がふいてくるともみじのはっぱはざわざわざわざわ、ざざざざざざざざととばされて・・・。

18センチの小さな絵本から繰り出される秋の景色はさわやかでどこまでもどこまでも続いていくように感じます。

本を開いたまま目を閉じると風の音、はっぱのざわめきが聞こえてきそう、空気の冷たさが伝わってきそうなこの絵本は歌人でもある東直子さんとイラストレーター、木内達朗さんコンビによる「きせつのおでかけえほん」の中の一冊です。

絵本に差し込まれている「風となかよし!」という東さんからのメッセージがまたステキ。

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