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おばあちゃんとバスにのっての表紙画像

『おばあちゃんとバスにのって』
マット・デ・ラ・ペーニャ 文  クリスチャン・ロビンソン 絵
石津ちひろ 訳

すずき出版

日曜日、ジェイはおばあちゃんと教会でお祈りをしたあと、いつも一緒にバスに乗って出かけるところがあります。

今日も元気に教会のとびらを押しあけると外は雨。バスを待ちながら、雨の中どうしてバスに乗ってあそこへ行かなくちゃならないのか、ジェイはちょっと不満です。

雨はいやだなぁ、バスに乗るのも気がすすまない、これから行くところだってぼくはそんなに好きじゃない・・・。そんなジェイの憂うつな気持ちをおばあちゃんは上手に自然にほぐしていきます。

ジェイは雨がいやかもしれないけれど、「きは のどが からからだったみたいよ。」「ほら みて、あのおおきなき! ストローで みずを ごくごく のんでるでしょう?」 なんてすてきことば!!おばあちゃんのまほうのことばです。

バスにはいろいろな人が乗っています。おばあちゃんはみんなに楽しそうに声をかけます。ジェイ、バスでの移動もなかなかいいものだね。

そしてバスを降りて二人が向かったところは「ボランティア食堂」・・・。

この絵本の中にはさまざまな人種、立場の人が当たり前のように登場します。おばあちゃんのことばやふるまいを通してジェイはたくさんのことを感じ学んでいくのです。

2016年ニューベリー賞、コールデコット賞をダブル受賞したこの作品の絵を担当しているロビンソンさんは小さい頃、いつもお母さんとバスに乗る日々を送っていたそうです。

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