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本のしょうかい

あたしねむれないのの表紙画像

『あたし、ねむれないの』
カイ・ベックマン 文  ペール・ベックマン 絵
やまのうち きよこ 訳

偕成社

夜になりました。もうおやすみの時間です。ところがリーセンはちっともねむれません。おにんぎょうがいないとねむれないと大きな声でおかあさんをよびました。でもとなりの部屋にいるおかあさんからは自分でとっていらっしゃい、というお返事。

そこでリ―センはお気にりのおにんぎょうをじぶんでもってきました。さぁ、ねむりましょう。ところがベッドに入ったおにんぎょうがくまがいないとねむれない、と言い出します。リーセンは今度はくまをベッドに連れてきました。これでよし、すると今度はくまがいぬがいないとにんぎょうもぼくもねむれないとうったえます。

にんぎょう、くま、いぬ、がリーセンのベッドに並んでこんどこそ、と思っていると、またまたいぬが・・・。

こんなふうににんぎょう、くま、いぬ、ねこ、うさぎ、あやつりにんぎょう、ひつじ、らいおん、あひる、さいごはボールまでが次々に集合しました。そしてベッドに勢ぞろいしたみんなは気持ちよさそうにねむってしまいました。

みんなの注文にこたえて動きつかれたリーセンはもうくたくた?ところがやっとねむくなってきたのにベッドはいっぱいで自分のねる場所がなくなりおかあさんに助けを求めます。やっぱり最後はおかあさんがたよりなんですね。おかあさんはベッドにおにんぎょうを残しみんなを連れて行きました。さて、みんなの行き先は?ああよかった、これで全員ゆっくりおやすみなさーい。

スェーデンの美術専門学校出身のおしどり絵本作家、ベッグマン夫妻によるおやすみまえのひとときにピッタリの一冊です。

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