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家をせおって歩くの表紙画像

『家をせおって歩く』
村上慧 作

福音館書店

家を背負って歩く?それはカタツムリくんでしょ、と思っていたらとんでもない。それは人間の村上慧さん!!

182×91の発泡スチロール6枚、2×2の角材、2メートル7本、90×90のベニヤ版1枚、針金、ガムテープを材料に自分で作ったお家を4×2の角材2本でかついで移動するのです。

村上さんは4月に東京都港区を出発し、さいたま、水戸、福島、仙台、釜石、十和田と北上し、Uターン。新潟や長野、富山、金沢、新潟、京都、神戸からフェリーで大分へ。約500キロを8か月かけて回りました。

このお家に入る最小限の持ち物とはどんなものでしょう。村上さんは46品の持ち物もイラストで分かりやすく紹介しています。

昼間は移動していても夜は眠るためにお家を置く必要があります。庭先、駐車場、ガレージ、時には家の中にお邪魔して廊下にちょこんと自宅を据えたり。突然訪問しても村上さんを温かく迎えてくれる各地の人びととの出会い、そして発見あり、うれしい時あり、つらい時あり、村上さんのワクワクドキドキ、!!??の連続が楽しく伝わってきます。

村上さんはさらに快適に暮らせる新しいお家を作って旅を続けているそうです。旅の一部始終が沢山の写真とイラストでまとめられた興味深いこの絵本は福音館「たくさんのふしぎ」シリーズの一冊です。

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