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あたしメラハファがほしいなの表紙画像

『あたし、メラハファがほしいな~さばくのくに モーリタリアのおはなし~』
ケリー・クネイン 文  ホダー・ハッダーディ 絵
こだま ともこ 訳

光村教育図書

メラハファってなあに?それは一枚の布のベールのこと。これは西アフリカの砂漠の国、モーリタリアの住む女の子とメラハファのお話です。

女の子はお母さん、お姉さん、そしておばあさんや周りの女性がまとっている色とりどりの美しいメラハファを早く自分も身に着けたいと思っています。

きれいになりたい、ひみつめいて見られたい、大人っぽく見られたい、おきさきさまみたいに見られたい、とみんなにメラハファが欲しいことを伝える女の子。でもそのたびに「メラハファはそんなことのためにあるのかしら?」という答えが返ってきました。

そしてようやくメラハファの意味を知った時、お母さんが美しい青い布で女の子を包んでくれました。太陽が沈むころ、女の子とお母さんは東に向かって立ちお祈りをささげるのでした。それぞれのメラハファを風になびかせながら。

アメリカの作家クネインさんがモーリタリアで暮した時に知った現地の人々の信仰についてメラハファと女の子のおはなしという形でわかりやすく語ってくれます。美しい色彩の絵を描いているのはテヘラン生まれのハッダーディさん、自身も7歳の時からベールをかぶり始めたそうです。

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