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本のしょうかい

さあしゃしんをとりますよの表紙画像

『さあ、しゃしんをとりますよ』
ナンシー・ウィラード 文  トミー・デ・パオラ 絵
福本友美子 訳

光村教育図書

町のはずれの小さな家にくつやさんが住んでいました。おくさんのエレンと仲良くのんきな田舎暮らしです。

二人ともたくさんの趣味を持っていました。くつやさんは詩を作ったりバイオリンを弾いて歌を歌ったり、奥さんは絵を描いたりパイを焼いたり、靴屋さんの歌に合わせてスプーンをならしたり、二人で畑仕事をしたり。家じゅうのネズミを捕ってくれるネコも一緒でとっても楽しそうな毎日です。

ある日、「明日は結婚記念日だから写真をとってもらおうじゃないの」とエレンが提案しました。もちろんくつやさんも大賛成、さっそく町から写真屋さんをよんできました。

さて、いよいよ撮影です。まずどこで撮ろうか二人は迷います。くつやさんがこっちといえばおくさんはあっち、といいます。ようやく場所が決まったのですが、こんどはふたりがそれぞれせっかくの記念写真だから一緒に撮りたいといろいろなものを持ち込んで、なかなかシャッターを切ることができません。畑のカボチャ、ニンジン、赤い帽子に青い帽子、ネコにバイオリン、スプーンに焼いたばかりのパイ、ヒマワリの絵・・・。

これでやっと撮れるかな、さぁ笑って笑って。ところが二人はちっとも笑えません。疲れてしまったのかな。助手のジミーが二人を笑わそうとあれこれ奮闘してイイゾ、その笑顔、パチリ。その瞬間・・・・。

さてどんな写真が撮れたのでしょうか?

賑やかなくつやさん夫婦の記念撮影の一部始終がトミー・デ・パオラさんの絵で一層愉快に伝わってきます。

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