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本のしょうかい

いぬとねこの表紙画像

『いぬとねこ』
ソ・ジョンオ 再話  シン・ミンジョ 絵
おおたけきよみ 訳

光村教育図書

これはイヌとネコが活躍する韓国の愉快な昔話のひとつです。

むかしむかしのこと、ねこといぬとくらしているおばあさんがある日川辺ですっぽんを助けてあげました。するとあくる日男の子がお礼にやってきます。すっぽんは竜王の息子だったのです。

竜宮で楽しく過ごした後、おばあさんがもらってきたお土産は魔法のたま。思っただけで望みがかなう魔法のまたです。おばあさんが豊かに暮らすようになったのは当然のこと、そしてよくばりばあさんがやって来てその魔法のたまを盗む、という展開はもう想像どおり。

ここからがねこといぬの出番です。二匹は協力して魔法のたまを取り返しに行きます。頼りになるいぬと機転がきくねこ。ちゃんと魔法のたまを手に入れたのですが途中でハプニング・・・。結局お手柄はねこのものになり、それ以来ねこは家の中で、いぬは外で暮らすようになったとか。

韓国の子どもたちもみんな知っているというこのお話は日本の昔話とよく似ているところもあり親しみを感じます。また落ち着いた色合いのミンジェさんの絵は大人も引き込まれる味わい深い作品です。

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