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ざっそうの名前の表紙画像

『ざっそうの名前』
長尾玲子 作

福音館書店

暑い夏のある日、太郎はおじいちゃんの家へ遊びに行きます。

お土産に持ってきたスイカを水道で冷やす間、二人は庭をひとまわり。おじいちゃんの家の庭はいろいろな草花でいっぱいです。ヒメジョオン、トキワハゼ、オニノゲシ、オオバコ、エノコログサ・・・エノコログサはねこじゃらしとも呼ばれるおなじみの草です。

ぐるりと庭を回り生け垣の木にからみついた元気なヤブカラシを引っ張るふたり。おじいちゃんはそのヤブカラシやマツヨイグサの名前の由来、アサガオとヒルガオの違いなど一つ一つ丁寧に教えてくれます。

おじいちゃんと太郎の散策の様子が楽しく読み手にも伝わってくる長尾玲子さんの作品。30種類以上の草花が長尾さんのステキな刺繍で登場します。写真や絵とは違う美しさと味わいがある図鑑のようでもあります。何度でもページを開きたくなること間違いなしの一冊です。

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