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本のしょうかい

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『まって』
アントワネット・ポーティス 作  椎名かおる 訳

あすなろ書房

朝はいつも忙しい。「おくれそう」とか「いそいで」とか「はやく」というのがママの口ぐせ。ぼくの手を引っ張ってぼくを急がせる。

でも外に出たぼくには楽しそうで、気になることばかり。ちょっと立ち止まって犬とおしゃべりしたいし、道路工事のおじさんにおはようも言いたいし、アイスの販売車の前ではどんなアイスがあるのかなと立ちどまりたい・・・。ママにはぼくの気持ちは通じない。前ばかり見て急いでいるすぐだから、ちょっとだから、待ってよ、ママ。でも時間を気にする。

そして電車に乗ろうとしたその時、ぼくの「まって」がとうとうママに伝わった!

「まつのもいいわね」と二人で見たものは・・・。

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