こんな本 あんな本

本のしょうかい

ねえ とうさんの表紙画像

『ねえ とうさん』
佐野洋子 作

小学館

くまのぼうやとおかあさんはしばらく二人暮らしが続いていました。そして春になり真っ白いこぶしの花が咲くころ、大好きなおとうさんが帰ってきました。

久しぶりに会ったおとうさん。嬉しくて楽しくて、ぼうやは「さんぽにゆこう」「てをつないでもいい?」「かたぐるましてくれる?」・・・といろいろおねだりをします。そのたびに「よしよし」と願いをかなえてくれるおとうさん。

橋が流されていればそばにある木をバキっとおって川にわたしてくれたり、大きなハチの巣を片手でとってくれたり、本当に頼りになるすごいおとうさんです。

そしてぼうやはおとうさんにこんなひとことを。「とうさんの子どもでうれしいよ」―まぁ!そんなことを言われたらもう親は最高の気分ですね。でも読んでいる私たちまでくまのおとうさんの子どもになりたいと思えるくらい頼もしく優しいおとうさんなのです。

それでも「おれは ただ、くまらしいだけさ、くまだからね。」と冷静なおとうさん。カッコイイ!!ぼうやも将来はおとうさんみたいなくまらしいくまにきっとなるのですね、楽しみ!

矢印バックナンバー

▲このページのトップへ