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おおかみだってきをつけての表紙画像

『おおかみだって きをつけて』
重森千佳 作

フレーベル館

このおはなしの主人公、オオカミくんをコブタ三匹、七匹のコヤギ、赤ずきんちゃんが草の茂みから眺めています。ちっとも怖がらず楽しそうにオオカミくんの様子をみているみんな。オオカミくんはというと、自分が悪役で登場するお話の絵本を読みながら歩いています。

お腹を空かせて狩りに出てきたのですが、昔いつもおばあちゃんが「おおかみだってきをつけて」と言っていたことを思い出しながら絵本を読んでいます。

絵本の中ではいつも悪者役でこわがられているオオカミだけれど、こわいのはオオカミじゃなくてオオカミのお腹に石をつめたり、お鍋で煮てたべてしまうやつらのほうさ。そういうやつらに気をつけて狩りをしなくちゃね。

まずコブタを見つけたオオカミくん、一番小さいコブタには要注意、コヤギだって一匹残さず全部食べないと最後はひどい目にあっちゃう。失敗しないようにオオカミくんは絵本を読んで勉強します。さて、オオカミくんの狩りはどうなるのでしょうか。

高校生のころから絵本作家を目指していた重森千佳さんの絵本デビュー作です。オオカミくん大丈夫かな、オオカミくん気をつけて、と読んでいるうちにオオカミくんを応援したくなってくるかもしれません。

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