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本のしょうかい

かわいいことりさんの表紙画像

『かわいいことりさん』
クリスチャン・アールセン 作 石津ちひろ 訳

光村教育図書

表紙に登場する、大きなさくらんぼの木の上でたくさんのことりに囲まれながら、一羽のかわいいことりさんを手の上に置いてじっとみつめるブリュームさん。このお話の主人公です。ブリュームさんのしごとは鳥を観察することです表紙に登場する、大きなさくらんぼの木の上でたくさんのことりに囲まれながら、一羽のかわいいことりさんを手の上に置いてじっとみつめるブリュームさん。このお話の主人公です。ブリュームさんのしごとは鳥を観察することです。

ブリュームさんにはステキなおくさんがいます。これまた鳥が大好きなマドレーヌさんです。鳥のさえずりをまねして口笛の吹き、歌を歌い、おしゃべりをするマドレーヌさんのことをブリュームさんは「かわいいことりさん」と呼んでとても愛していました。

金曜日になると孫のチェリーちゃんがやってきます。三人は鳥に囲まれて過ごす時間が大好き。特にみんなでパンくずを作って鳥にやるひとときは楽しく幸せな時間でした。

ところがある日マドレーヌさんは具合が悪くなり「しんぱいしないで。わたし、いつか、とりになって、もどってくるから」と言い残し亡くなってしまうのでした。悲しくてふさぎ込むブリュームさんを明るく、元気にしてくれたのは・・・・。

大切な人との別れという悲しみ以上に温かさが感じられるおはなしです。ことばにも絵にもアールセンさんの愛情があふれています。訳者の石津さんも特にお気に入りの一冊だとか。

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