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本のしょうかい

メリーさんのひつじの表紙画像

『メリーさんのひつじ ほんとうにあったおはなし』
ウィル・モーゼス 作 こうのす ゆきこ 絵 

福音館書店

だれもがみんな知っている「メリーさんのひつじ」。これはその歌が誕生するまでの本当のお話を楽しく語ってくれる絵本です。

アメリカ、マサチューセッツ州で動物たちに囲まれて暮らすメリーの家で二匹のひつじが生まれました。弱々しく小さい方のこひつじをかわいそうに思ったメリーはその世話を一生懸命します。二人はいつも一緒でした。

仲良しのメリーが学校へ行くようになると、こひつじも当たり前のようにくっついてきます。それが学校でも評判になり、ある日授業参観に来た先生のお友だちがその様子を詩にしました。その詩をもとにローウェル・メイソンさんが曲をつけ「メリーさんのひつじ」の歌が生まれたのです。メイソンさんは「ボストン音楽アカデミー」の創立者し、アメリカの音楽教育に貢献した人です。

この本の魅力はなんといってもモーゼスさんのステキな絵です。農場、動物、人々の様子が一つ一つ丁寧に明るくのびのびと描かれ、当時の農村の暮らし、田園生活の隅々までがとてもよくわかります。さすがにグランマ・モーゼスさんの曾孫です。ページを進めながら自然に「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ・・・」と口ずさみたくなってきます。

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