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本のしょうかい

でんしゃがまいりますの表紙画像

『でんしゃがまいります』
秋山とも子  作

福音館書店

「でんしゃが まいります。」ここは新宿駅、5,6番線のホームです。

朝6時、売店にパンや新聞が運び込まれ、まだまだ人も少ないのですが、次のページ、7時過ぎになると通勤通学の人たちでホームはいっぱいです。

電車がやってきました。「しんじゅく、しんじゅくでございます。このでんしゃは かいそく とうきょうゆきです・・・。まもなく ドアが しまりまーす。ドアふきんのかた、むりをしないで、つぎの でんしゃを ごりようください。」お馴染みの構内アナウンスが聞こえています。いつも駅はにぎやかで活気があります。

電車に乗ったり下りたりするお客さん、駅員さん、お掃除を担当する人、売店の人、といろいろな人が朝から晩まで駅という場所で動いています。最終電車が発車した後はホームだけでなく階段や線路のお掃除も始まります。

この絵本の主役は電車ではなく、駅そのものです。1987年から1988年にかけてじっくり取材し、その後2年かけて完成した作品です。駅に集う人たちと駅という場所の様子が細かいところまで丁寧に描かれています。すみずみまでじっくりお楽しみください。

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