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まどさんからの手紙の表紙画像

『まどさんからの手紙 こどもたちへ』
まど・みちお 文 ささめやゆき 絵

講談社

「1ねんせいになったら」「ぞうさん」「ふしぎなポケット」「ドロップスのうた」・・・こどもも大人も大好きな童謡の詞でおなじみのまどみちおさんからふるさとの小学校のこどもたちへ送られた一通の手紙。今年104歳で亡くなった詩人のまどみちおさんが84歳の時にふるさとの小学校のこどもたちにおくった手紙がささめやゆきさんの温かい絵を背景にこどもたちみんなへの手紙として本になりました。

――どうか みなさん まいにち まいにちを むだに しないで げんきいっぱいに やってください。――

――どんな ちいさなことでも ぜんりょくを あげて やる しゅうかんを つけるのが いちばん たいせつなのです。――

――小学生は うまれてはじめての がっこうで、たった 一かいきりの すばらしい「とき」です。すっごい「とき」です。ぜんりょく あげて がんばって ぜんりょく あげて たのしんでください。――

苦しいこともつらいことものりこえて、たくましく育ってほしい。そして絶えることのない戦争や飢えで苦しむ人たち、失われていく自然に悲鳴を上げているこの地球をみんなのちからで救ってほしい。こどもたちの未来を信じ、こどもたちのチカラを信じるまどさんのことば、ストレートなメッセージが心にじんじんと響いてきます。

そしてこう感じます、まず大人たちがお手本を見せよう、まどさんからのメッセージをまず大人たちが大切にしよう、と。

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