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本のしょうかい

うその表紙画像

『うそ』
中川ひろたか 作 ミロコマチコ 絵

金の星社

どうしてひとは「うそ」をつくのだろう?“うそつきはどろぼうのはじまり”とよく言うけれど、「うそ」をつかない人っているのだろうか?“うそも方便”、とか“うそから出たまこと”なんていうことも言われる。

さて、「うそ」ってなんだろう?中川ひろたかさんと一緒に考えてみよう。まわりを見渡してみると、いろいろなところに「うそ」を発見!あまりおいしくなくても「おいしい」と言う、ほんとうはとっても痛くても「大丈夫、痛くない」といったり、それほどかわいくなくても「かわいい!」とほめてみたり・・・。

「うそ」はことばだけではないよ。それはお母さんの宝石だったり、バレーボールのフェイントだったり、ドラマのセットだったり・・・。

よく思われたい時、おこられたくない時、きらわれたくない時、悲しませたくない時、本当らしく見せたい時、何かを守りたい時につく「うそ」。「うそ」とわかっていても信じていたいものもある。ひとってむずかしい。

中川ひろたかさんの問いかけとミロコマチコさんのダイナミックな絵に導かれながら考える、金の星社「はじめてのテツガク絵本」の一冊です。

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