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本のしょうかい

お月さまってどんなあじの表紙画像

『お月さまってどんなあじ?』
マイケル・グレイニエツ 絵と文 いずみちほこ 訳

セーラー出版

今夜は満月、山の上にはまんまるのお月さま。みんなを見下ろしています。

お月さまってどんな味がするのでしょう?動物たちは一口でいいからお月さまを食べてみたいと思いながらいつも空を見上げていました。

ある日、一番高い山に登ってお月さまをかじるゾ、と決心したのは小さなカメくんでした。山のてっぺんまで行っても小さなカメには届きません。そこでゾウくんを呼びました。ゾウくんの長いお鼻ならきっと大丈夫。カメくん、重たいゾウくんを背中に乗ってけてお月さまへ近づけ!ゾウくんは鼻をグ―ンと上へ伸ばしたけれど、お月さま楽しそうにひょいっと上へ逃げてしまいました。次に登場したのはキリンさん。長い首がたよりです。でもまたまたひょいっとお月さまは上へ。

それからシマウマ、ライオン、キツネ、サル、とお月さまを食べてみたい動物たちが次々にやってきて順番に背中に乗って手を伸ばします。あと少し、と上を向く表情、目の動きがとっても可愛らしい動物たちです。そしてとうとう最後に手が届き、パリッとお月さまをかじったあとみんなにも一口ずつわけてあげたのは・・・。

お月さまの味はどんなだったのでしょうか。その夜、みんなで力を合わせてやっと願いがかない仲良く眠る動物たちといつの間にやら三日月になってそれを見守るお月さま。よかった、よかった、ゆっくりおやすみなさい。そのあと、この様子を下からずっと見ていたサカナくんが最後に登場してこのお話はさらに楽しくなるのです。うーん、なるほど、と。

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