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おやすみゴリラくんの表紙画像

『おやすみゴリラくん』
ペギー・ラスマン 作・絵  いとうひろし 訳

徳間書店

動物園にも夜がやってきました。今夜は三日月です。

管理人のおじさんが、動物たち一匹一匹に「おやすみ。」のごあいさつをしながらオリを見回って歩いています。するといたずらゴリラくん、おじさんの腰にぶらさがっている鍵の束をこっそり拝借。

ゾウさん、ライオンくん、ハイエナくん、キリンさん、アルマジロちゃん、とおじさんが見回るそばからゴリラくんは仲間のオリのカギを開けてみんなはぞろぞろ外へ、そして一列に並んでぞろぞろとおじさんついてきます。そんなことにはちっとも気づかないおじさん、おうちへ着きました。もちろん動物のみんなもおじさんの後についておうちの中へ・・・・。

おじさんの奥さんはすでにベッドの中でスヤスヤと眠ってしまっているようです。動物たちはおじさんのおうちの寝室へ入り込み、それぞれお気に入りの場所をみつけて眠ろうとします。おじさんが帰ってきた気配を感じて、おばさんが「おやすみなさい、あなた」と眠たそうにつぶやくと・・・。

おばさんは動物たちの夜の訪問に驚きもせず懐中電灯を片手にナイトキャップ姿で夜のお散歩?みんなを動物園へ送っていきます。「みなさん、おやすみなさい。」でもまたまたゴリラくんがバナナをひきずるネズミくんといっしょにおばさんのあとについてきてしまっていますよ。ゴリラくん、一人で寝るのが淋しいの?二匹は結局おじさんとおばさんのベッドにしのびこんでおやすみなさーい。

文字が少ない分、ラスマンさんの描く絵にはページのすみずみまでユーモアのセンスがあふれ、じっくり楽しむことができるステキな「おやすみ」の絵本です。

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