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クリスマスにはおひげがいっぱいの表紙画像

『クリスマスにはおひげがいっぱい!?―ほんとのサンタさんの話』
ロジャー・デュボアザン 作
今江祥智・遠藤育枝 訳

BL出版

「わしゃ、おこっとるんだぞ」奥さんにブツブツとうったえているのはサンタさんです。何を怒っているのでしょう?その理由に耳を傾けてみましょう。

「いやもう、クリスマスともなりよると わしとおんなじ赤い服をきよって、にせものの ひげとかつらをつけよった わしとそっくりなのが でてきよる。どこにいってもな・・・・。」サンタさんはクリスマスになると町中にあふれ出すにせサンタの出現を怒っているようです。例えばドア・ボーイのサンタ、トランペット吹きのサンタ、サンドイッチマンのサンタ、もの売りのサンタたち。みーんなにせものサンタです。

「サンタクロースはたったひとり、このわしだけじゃ。」けしからん、とサンタさんは町に現れたにせサンタのヒゲを次から次へとむしりとり、そのヒゲをそりに山積みにしておうちへ帰ってきました。おおいばりで奥さんに報告するサンタさん。さて、奥さんの反応は? そしてサンタさんが次にとった行動は?

サンタさんの奥さんのことばに感心したり、サンタさんはやっぱり心優しい人なのだと嬉しくなったり、赤、緑、白、黒のクリスマスカラーで描かれた楽しいサンタさんのお話。この絵本の作者、ロジャー・デュボアザンさんはきっとこのおはなしのサンタさんに似ているはず、と思えてきたりもします。

裏表紙にはふとっちょ、やせっぽち、せいたかのっぽのサンタさんたちがいろんな形のおひげをつけてずらりと並んでいます。それを眺めているだけでも何だか幸せ、クリスマス気分が盛り上がりそう・・・。

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