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うっかりまじょとちちんぷいの表紙画像

『うっかりまじょとちちんぷい』
ヌリット・カ―リン 作   小杉佐恵子 訳

冨山房

これはむかしむかしの遠い国のおはなしです。毎晩毎晩枕の下に置かれた子どもたちの抜けた歯を集めて回ることが仕事の魔女がいました。もう600年もずっと集め続けているというのですからびっくりです。

ある晩魔女はうっかり歯の入った袋を落としてしまいました。これではいけない、と魔女たちはこのうっかり魔女に助手をつけることにしたのでした。その助手とはまだ空飛ぶほうきも持っていない子どもの魔女“ちちんぷい”。

ちちんぷいは先輩魔女と一緒にこどもたちの眠るベッドを訪ねて回ります。集めた歯を畑にまくとみにくい石の花が咲くのさ、と楽しそうに話す先輩魔女。でもあんなに可愛い子どもたちの歯なのに、と優しいちちんぷいは納得できません。もっといい方法はない??

さてうっかり魔女はうっかり者らしく、またまた失敗。ほうきは折る、三日月の上に集めた歯は置いてくる・・。とうとうお休みを言い渡され、かわりにちちんぷいが大事な役目を一人で引き受けることになりました。

集めた歯を大空へ撒き散らしたちちんぷい。するとその歯は・・・そしてちちんぷいは・・・・。

みんなは歯が抜けたらどうしていますか? 世界各国でいろいろな言い伝え、風習があります。枕の下へ入れておくと妖精がやってきてお金やプレゼントをおいていってくれる、と信じられている地方が多いのは北アメリカ。Tooth Fairyがやってくるようです。この絵本の原題は『 Abra Cadabra and the Tooth Witch 』、カーリンさんの描く楽しくかわいいらしいお話の世界の扉を開いてみましょう。

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