こんな本 あんな本

本のしょうかい

王さまめいたんていの表紙画像

『王さまめいたんてい』
寺村輝夫 原作   和歌山静子 構成・絵

理論社

立派なお髭に金色の王冠、赤いガウンを羽織った王さま、背中に緑色の包みをしょってこれから自転車で森へ向かうようです。何をしに行くのでしょう?

実はこの王さま、遊ぶのが大好きで、勉強が大嫌い。「あたまのわるい王さまではみんなにばかにされますよ。」といつも大臣にしかられてばかりいます。

そこで王さまは、ぼくはあたまがいいんだ、あたまのいいところを見せてやる、とある作戦をたてました。まずとなりの国のお姫さまからもらった大切なお人形を自分で森の中へかくして事件を起こします。そしてお城中が大騒ぎになったら自分がめいたんていになってその隠したお人形を見つけ出して、大臣や家来をアっと言わせる、王さま、すごい!って言わせる。もうあたまがわるいなんて言わせない。何とステキな作戦!? でもうまく行くのでしょうか・・・。

わがままでいばりんぼう、くいしんぼうでなまけもの、だけれど、そこがまたかわいくてにくめない王さま。どこのおうちにも、こんな王さまがひとりいるそうですが・・・。

寺村輝夫さんの人気作品『ぼくは王さま』は1956年生まれです。1959年毎日出版文化賞受賞と共に「王さまシリーズ」がスタート。この秋「新・おうさまえほん」シリーズが誕生しました。今も変わらぬ人気の寺村さんのお話に45年以上絵を描いていらした和歌山静子さんが構成も担当するシリーズです。

その第一作目の『王さまめいたんてい』、さあ、みんなでこの愛嬌たっぷりでちょっと困りものの王さまのようすを楽しく拝見することにしましょう。

矢印バックナンバー

▲このページのトップへ
" l r _ n U s t +++ _ +++ , i n +++ n _ !