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ソメコとオニの表紙画像

『ソメコとオニ』
齊藤隆介 作    滝平二郎 絵   

岩崎書店

小さい子にとって遊ぶことが仕事。5歳のソメコも毎日毎日一生懸命遊ぶ元気な女の子です。でも大人はちっとも相手をしてくれません。みんな忙しそう。ソメコと一緒に遊んでくれる人はだれもいませんでした。

ところがある日、いくらでも遊んでくれそうなおじさんが現れました。このおじさん、実はソメコをさらって人質にして金の俵を要求しようとたくらむ悪いオニでした。

好奇心旺盛、遊ぶことが大好きなソメコはオニの魂胆も知らず、いい遊び相手ができた、と大喜びでオニの岩屋について行ってしまいます。

「オレは本当はオニなのだ、とオニが正体を現しても怖がるソメコではありません。それどころかオニならオニゴッコしようと大騒ぎです。あまりに元気でしつこいソメコにオニもお手上げ状態。

金の俵を要求する手紙を書くつもりだったオニがソメコのおとうに出した手紙とは・・・・。

『モチモチの木』『花さき山』などでお馴染みの齊藤隆介、滝平二郎コンビの作品です。齊藤隆介さんが亡くなったあと出版された『ひばりの矢』、『ユとムとヒ』に続く3冊目のこの絵本は『モチモチの木』に次いで絵本的に楽しい雰囲気を持った作品といえるかもしれない、と本のあとがきで解説されています。

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