こんな本 あんな本

本のしょうかい

Xmasアドベント・ブックの表紙画像

『Xmasアドベント・ブック』
本庄ひさ子 作      

世界文化社

クリスマスまであと何日?24個の窓を毎日一つずつ楽しみに開くアドベント・カレンダーは日本でもお馴染みになってきました。アドベント(advent)は「到来」を意味するラテン語から来ている言葉でイエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことですね。

本屋さんにクリスマスの本のコーナーがお目見えすると、子どもたちはワクワク、大人たちは時間の経過の速さにオロオロ?そんな子どもも大人も、この可愛らしくて美しくて楽しい本庄ひさ子さんのアドベント・ブックを開いて和やかな時間をどうぞ。

クリスマス28日前からスタートするこの本は小さな女の子HBちゃんとねずみくんの12月の物語になっています。どのページも開くたびに愛らしく、丁寧にクリスマスについての解説(例えば、“アドベント”、“サンタクロース”、“クリスマス・カラー”など)がほどこされています。そしてお菓子作りやクラフトのページも。「クリスマスをいっぱい詰め込んでおもちゃ箱をひっくりかえした様な絵本」と紹介するのは本庄さんご自身です。

あとがきがまたとても読みごたえがあります。HBちゃんとは本庄さんのお嬢さんであること、そのお嬢さんも今はすっかり大人になってしまったこと(つまりこの本は構想から十数年たって完成したのです)、本庄さんはお菓子が大好きでお菓子作りの先生になるつもりだったこと、絵を描くようになったいきさつ、等々。そしてこのあとがきの締めくくりに引用されている旧約聖書からのことばは“何事においても、最もふさわしい時期があり、この世の中のすべてのことには時がある”・・・そうですね、確かに。

では、最後に本のカバーにある本庄さんからのメッセージを。“この本はあなたに贈るクリスマスへの招待状です。”

矢印バックナンバー

▲このページのトップへ
84O d y ],[