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きょうりゅうたちのおやすみなさいの表紙画像

『きょうりゅうたちのおやすみなさい』
ジェイン・ヨーレン 文  マーク・ティーグ 絵 
なかがわちひろ 訳   

小峰書店

夜になりました。子どもはもう寝る時間ですよ。でもどこのおうちの子ども(きょうりゅう?)もすなおに「眠たいよう。」とはいってくれませんし、なかなかベッドに入ってくれないようです。

「もう寝たかどうか、うちの腕白っ子の様子見てきてちょうだい。」とママに頼まれて子ども部屋へやって来たのかな。パパは言います。「もうねなさい」でもそんな言葉をすなおに聞くわけもないそれぞれのおうちの腕白くんたち。どこのおうちのパパも、困った、困った、お手上げです。そして、今度はママがやってきます。「もうねるじかんよ。」眠りたくない子どもたちはママにも?・・・

子どもの頃ってみんなどうしてあんなに眠たくないのでしょう?寝ようとしないのでしょう?中学、高校と大きくなるにつれて「寝るなーっ」「早く起きろ―っ」と何回怒鳴られても起こされても瞼がくっついたままで大変なのにネ。まだまだ遊び足りないし、自分たちが寝てしまうと大人たちは内緒で美味しいお菓子を食べちゃう、きっと夜遅くになればなるほど楽しいことが待っているんだ、と起きていたいのかもしれませんね。パパやママも小さい頃はきっとそうだったはず。

このおはなしでは、なかなか寝ない10人の子どもたちはそれぞれ大きな大きな10頭のきょうりゅうになって登場しています。子ども部屋のどこかに必ずそのきょうりゅうの名前が刻まれていますよ。ステゴサウルス、トリケラトプス、ティラノサウルス、プテラノドン・・・さて、みんながこのおはなしに出演するならどのきょうりゅうに変身したいかな? 駄々をこねていたきょうりゅうくんたちも最後はみんなママの“ギュッ”と“キス”が効いたのか「おやすみなさい」とあっという間に夢の中です。今日も一日おつかれさま。明日も元気にあばれてね。

ヨーレンさんとティーグさんコンビのこのきょうりゅうシリーズ、学校へ行ったり数を数えたりお部屋をキレイにしたり・・と原書ではまだまだたくさんあります。日本語に訳されているもう一冊は『きょうりゅうたちがかぜひいた』、こちらでもやんちゃぶりがとても可愛いきょうりゅうたち、勢ぞろいです。

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