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本のしょうかい

歯いしゃのチュー先生の表紙画像

『歯いしゃのチュー先生』
ウィリアム・スタイグ 絵と文  うつみまお 訳

評論社

チュー先生はどんな虫歯も治してしまう評判の良い歯医者さん。腕は確かで治療の時に痛くない、となればみんなチュー先生に診てもらいたくなるのは当然ですね。チュー先生のところにやってくる患者さんはネズミばかりではありません。いろいろな動物たちが訪ねてきます。自分よりも大きな動物には梯子の上から、時には宙吊りになってドリルをまわすこともあります。私もチュー先生がいい、ですって? でもね、表の看板には「ネコやその他きけんな動物のちりょうはおことわり」と書いてあります。人間は診てもらえるのかなぁ。

さて、ある日キツネくんが治してください、とやってきました。コレは大変、キツネはきけん、きけん。最初は断ったのですが、心優しいチュー先生と奥さんは痛そうなキツネが気の毒で引き受けることにしました。治療中もキツネはやっぱりわるーいことを考えていましたよ。さぁて、どうなるのでしょうか・・・。

スタイグさんはアメリカの作家。『ロバのシルベスターとまほうの小石』(1969)でコールデコット賞を受賞、『歯いしゃのチュー先生』は全米図書賞を受賞しています。『ねずみの歯いしゃさん、アフリカへ行く』はこの本の続編的な作品です。またアニメ映画『シュレック』はスタイグさんの原作『みにくいシュレック』がもとになっています。たくさんの作品の中で大人におススメは『おとなってじぶんばっかりハンドルにぎってる』。そうそう、こどもってこんな風に感じているんだよね、わたしたちもそうだった・・・、きっとそう思うはずです。

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